南三陸町と周辺地域への祈り

宮城県南三陸町(旧志津川町と歌津町)歌津の出身です。世界中の皆さんからのご支援に感謝です。本吉町・気仙沼市ゆかりの方、宮城県内・他県の皆さんも一緒に頑張りましょう!

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先日コメント欄でせつない文章をご紹介いただきました。

先週金曜日(4/8)に大きな地震があった後で、みなさんこうしたネガティブ(と言っていいのかどうか分かりませんが)な情報に過敏になり、またそうした情報が増えた頃だったと思います。

このブログのコメントも私に届くメールも、不安や不満を隠しきれないといったものが増えました。
(先日隠さず書いた私のイラ立ちはその前からです。)

この文章をコメント欄で知らせてくださxった方はきっとこのブログを読んで思うところがあり、私やこのブログをご覧になられている方に見てほしいと思われたのだと思います。

その気持ちも私なりに受け止めたつもりです。

でも私はこの件に関して、南三陸町に行く前に書いておきたいことがあります。


その文章というのはこちらです。

個人的な事情を言えば、今夜出発しなければならないのに仕事も終わらず保険証の切り替えも携帯の機種変更もできていなくて、長靴もレインコートも買っていないし食料の準備もまだ半分で、病院に行くこともできなそうで、とてもあせっています。

他にお知らせしたいこともたくさんありますし、南三陸町に持っていきたいものや嘆願書もまだ用意ができていません。

寝てもいない上に予定している仕事を終わらせるにはかなり厳しい時間になってきているので、疲れとあせりで作業も思うように進みません。

でもその文章を読んでふさいでしまっている人がいるとしたら、そのままにして行くことができません。

ここに書いてもご覧になられる方はほんのわずかだと思いますが、できるだけたくさんの方が見てくださることを願って。


私は心理学やカウンセリングの勉強をしたことはありませんが、この福島のお兄さんが四六時中ずっとあんなふうに考えているわけではないと思います。

庄内町の方のブログに、南三陸町に炊き出しに行った時「生きていて良かったねって言われるけど、本当にそうかなって思うの」と漏らした方がいると書いてありました。

きっとその方だって常に100%その思いに支配されているわけではなくて、庄内町の方が炊き出しに来てくれて、親切で嬉しかったんでしょう。
あたたかいものを食べられてほっとしたのもあって、炊き出しに来てくださった方にちょっと甘える気持ちもあって、時々考えてしまっていたこと、心のすみにあったものをちょっと漏らしてみたくなった。

たぶんその方は気持ちを聞いてもらえて、すごくラクになったんじゃないでしょうか。

もちろん「あんなこと言ってしまって申し訳なかったかな」という気持ちだって、あるかもしれません。

でもその方はきっと炊き出しに来て下さった方にネガティブな感情を持っていなくて、すごくほっとしたのだろうなと思います。

庄内町の方のブログのコメント欄にも、そのようなことを書かせていただきました。

だからみなさんが行ってくださったことが本当にありがたいと。

そして件の文章の福島のお兄さんは、身内の方に感情を吐き出せただけ幸せだと思います。
吐き出す相手さえ失った人もたくさんいるはずですから。

ミヤネ屋で南三陸町の様子をヘリで中継してくれた時、宮根さんが「阪神大震災の時は大阪から歩いてボランティアに行けた。今回はそれが難しい」と言われていました。

今回は被害が広範囲なので、車で日帰りできる地域の方の炊き出しやボランティアが本当に本当にありがたいんです。
遠くから物資を運んでくださっている方にも、頭が下がる思いです。

その人たちに「家がある人たちが来て帰って行く」なんて文章は、見せたくないです。

被災地の方の気持ちに寄り添いたい、知らなければならないという気持ちは理解できますが、本当に真摯な思いで危険な場所に行って、一所懸命心を配りながら自らも葛藤されている皆さんの気持ちも、少しは考えてほしい。
(考えてないとは申しません!)

原発が恐いと東京から関西に行く人もいますが、その関西からわざわざ原発に近い被災地へ行ってボランティア活動をされている方もいます。

その人たちがあの文章を見たら、どんなふうに思われるか。

被災地の方がああした思いを抱えてしまっていることは知っていただく必要はあると思いますが、ボランティアに行かれる方も道楽で考えなしに行っているわけではなく、もっとしてあげたい、自分にできることは限られていると悩みを抱えている。

そのことももっともっと知っていただきたいし、配慮しようという動きも出てほしいです。


「がんばろう○○」というキャンペーンなどもいろいろあります。
それに対して「頑張ろう、頑張れは止めろ」と言っている方がいたら、ごめんなさい、そういう不満を漏らしているだけなら何の生産性もないです。

「頑張ろう」「頑張って」以外の声のかけ方を提案するとか、それ以外の言葉で誰かを励ますとか、そっちの方向でエネルギーを使ってほしい。

「今自分にできることはこれしかない」と、歌って動画を公開した方に対して、「節電しなきゃいけない時に」などとコメントしていた人がいるそうなんですが、私はそういうコメントを書き込む電力のほうがもったいないと思います。
(それがものすごくヘタで不快だったら私も同意しますが。)

では、仕事に戻ります。

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