南三陸町と周辺地域への祈り

宮城県南三陸町(旧志津川町と歌津町)歌津の出身です。世界中の皆さんからのご支援に感謝です。本吉町・気仙沼市ゆかりの方、宮城県内・他県の皆さんも一緒に頑張りましょう!

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まだ夢のような話ですが、南三陸町で養蚕を復活させたいと思っています。

民俗学を勉強して服飾に関わるものをテーマに卒論を書いたので、卒業後もどこかへ行けば養蚕で使っていた道具やその説明書きを食い入るように見てきましたが、もちろん養蚕をしていた経験はありません。

数年前から産業としての養蚕に関心を持ったのは、純国産のシルクの製造が今や1%を切っていることから。

糸一本までオール国産のシルク製品を作ることは、今や難しいのです。

綿花はすでに純国産を栽培されて製品化・販売にこぎつけた方もいますが、同様に国産はほんのわずか。
(オーガニックコットンが流行っているのは、野菜よりも綿花の栽培に農薬が使われているため。)

麻に至っては戦後の政策のからみもあっていたしかたない、という状態です。

だからこれから国産繭のオーナーになるのにウン十万とか、お蚕さんを育てに行くツアーでウン十万なんていうのが出てくるだろうと思っていました。

純国産シルク100%の生地が高額になるのは当然ですが。

聞けば南三陸町でも入谷のほうで養蚕をしていたとか、うちの実家でもひげのおひさんが養蚕をしていたとか(明治時代に町向で製糸工場もやっていて、「龍峯」という生糸が金賞受賞とか)、2度目の成人式を迎えた方(40歳をこえた方)が中学生の頃まではやっていた人達がいるとか、津谷のほうにも桑畑があったというではないですか。

母の祖母にあたる人(本吉町)も、お蚕さんから育てて息子全員の紋付を作ったと以前聞いていました。

まずは今桑の木があるのか、なければ植えて安定供給できるまでにどのぐらいかかるのか、うちの実家の土地で高台に使える土地があるのか?というところからのスタートですが、純国産の生糸の生産が途絶えてしまいかねない今だからこそ、南三陸町で養蚕を復活させたい。

漁業ほどには肉体労働でないはずですし、漁業や農業が再開できるまでの間、町のみなさんに手を貸していただけないかと。

海外の方は日本の生糸は素晴らしいと、今でも良いブランドイメージを持ってくれています。
南三陸町は今有名で、海外の方でさえ知っている町です。

働き者の南三陸町の人が復興に向けて純国産繭の製造に取り組んで、いずれ品質が安定となったら、これ以上良いPRはないと思うんですよ。

養蚕の伝統を守る群馬県でもビジネスとして成立させるのは難しく(観光資源としてではなく産業として)、南三陸町では仮設住宅の用地すら問題になっているのはよく分かってます。
(でも仮設住宅の用地については、農地は農地法のからみがあり、私有地もすぐには難しい、ということもあるので、全部更地にしても足りないとか、面積が無理という問題ではないと思うんです。)

何よりスポンサーがつかないと実現できません。

でも今なら南三陸町に養蚕経験者が残っていますし、宮城県内にも養蚕をしている人達がいます。

これはライフラインが復旧してからですが、「被災地のために何かしたいけれど、自分はもう年だから」という年配の方で、養蚕農家の出身の方に来ていただいて、指導していただいたりお話を聞かせていただく。
できればついでに鳴子や松島で観光もしていただく。
そうすれば老いも若きもチームジャンパンな復興支援になるではありませんか、と。

今年は漁業がいまひとつだった、農業がたいへんだったという年に、養蚕のほうはなんとかね、という道があるのも、雇用の場ができるのも、いいではないですか。

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コメント


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歌津の養蚕農家

今日は、被災地支援お疲れ様です日々色々な情報を有り難うございます。私も歌津の出です33年たちますが、歌津の養蚕農家ですが、伊里前では貴方家の隣の隣に牧野さんの家でもたぶん35年ぐらい前まで飼っていたと思いますまた、斜め向かいの屋号は橋家も養蚕をやっていました前町長牧野駿さんも以前は養蚕をしていた記憶が有ります
桑畑は最後まで使用していたのが吉野沢で牧野家土地と
思います(未確認です)とりあえず情報です。

千葉 | URL | 2011-04-27(Wed)13:41 [編集]


Re: 歌津の養蚕農家

千葉さん詳細な情報ありがとうございます。
今度歌津に行った時に、いろいろ聞いてきます。
引き続き皆様、何か情報がございましたらお願いします。

スポンサー&養蚕小屋のための土地を貸してくださる方も大歓迎です。

n_c | URL | 2011-04-27(Wed)23:17 [編集]


前の文章に今ごろなコメント、すみません。

入谷の養蚕について、去年、絵本を創りました。
2008年に現状について調べたとき、
入谷と戸倉地区で養蚕業をしていたのは、
3軒しかありませんでした・・・。
でもそのうち1軒は、蚕を卵から育ててましたよ。
養蚕、時代に合うよう復活出来れば素晴らしいですね。

wattist | URL | 2011-05-24(Tue)14:17 [編集]


Re: タイトルなし

> 前の文章に今ごろなコメント、すみません。

とんでもない!
願ってもない方からご連絡をいただきたと狂喜乱舞です。

> 入谷の養蚕について、去年、絵本を創りました。

その本はどこで手に入りますでしょうか?
お持ちでしたらぜひ2冊ばかり購入させてくださいm(_ _)m


n_c | URL | 2011-05-30(Mon)05:37 [編集]


養蚕の復活への夢、たいへん素晴らしいと思います。私自身、南三陸の養蚕をどうにかアピール・復活できるのではと思い、今調べている最中でした。特に追いかけているのは、歴史的に見てシルクロードの最終到達地点は中国でもなく、奈良でもなく、南三陸までたどり着きそう・・ではないかと思い、調べている最中です。そんな中であなたのブログを見つけました。この震災で南三陸町を支援したいと民間レベルで考えています。昨年度まで5年間、南三陸まちの中心商店街活性化の仕事をしてきました。素晴らしい情報がありましたら、教えてくださいませ。私の方でも調べてみます。中村(仙台)

中村(デザイナー) | URL | 2011-06-25(Sat)23:07 [編集]


中村様

コメントと南三陸町へのご支援ありがとうございます。
(お返事が遅くて申し訳ないです。)

養蚕は入谷のほうでは残っているようですが、町の産業として展開できるようになれば・・・と思います。
もちろん数年単位での取り組みで高品質を目指さなければこの時代には適応しないでしょう。

歌津地区でも桑の葉もそのすぐ下に土地もあるから、経験者が元気なうちにやりなさいと言ってくださる方もいます。
でも国産生糸がどれだけ稀少で、今だからこそという説明だけでもたいへんですし、採算が取れるのかと言われればすぐには無理と言わざるを得ません。

またご存知かと思いますが

・津波被害の古民家 道具保存へ
http://studio-elephant.com/scrap-book/news/index.cgi?

・南三陸町観光協会公式 みなみな屋 (養蚕のオーナーを募っています)
http://item.rakuten.co.jp/minamina/c/0000000100/

今は優先事項やさまざまなお申し出に対応するのに精一杯ですが、何かお力になっていただけましたら助かります。

n_c | URL | 2011-07-24(Sun)13:54 [編集]


いろいろ情報ありがとうございます。県の資料室で南三陸町の生糸の歴史がある程度わかりました。また、南三陸町の活性化のために、南三陸町出身(仙台)と方とも活動しています。桑の葉の薬効成分が素晴らしいことも学術的に専門家から聞きました。今、ひとつひとつ順番に活動している最中です。絵本は県図書館で見ました。また、情報がありましたらお願いいたします。中村

中村(せんだい) | URL | 2011-07-29(Fri)00:45 [編集]


応援しています!

突然のメール失礼いたします。
たまたま、keyword検索していたら、この記事に出会いました。私は今、大学院で日本の養蚕業を文化人類学/民俗学の視点から研究しているものです。
数年前から、群馬で色々養蚕の事を調べてきました。

南三陸で養蚕を復活する、大変すばらしいアイディアだと思います。戦後は群馬県も、養蚕業は壊滅的に打撃を受けましたが、その後人々の蚕への熱い思いを通して、見事に復活しました。
是非応援しています。こうした思いがある方がいることに、大変心打たれて、突然申し訳ないのですがメールしていましました。

今後の活躍を、心よりお祈りしています。

満智子 | URL | 2011-11-28(Mon)19:20 [編集]


素晴らしい

先週石巻で出会いがありました。今年85才になられるその方は、地盤沈下した地元産業の復興を願い、養蚕の再開を提言するための資料収集に昨年着手したそうです。3月の震災で書斎の書架が横倒しになり、老齢のため散乱した資料を片付けることさえできないそうです。「だが今だからこそ、第一次産業を軸にした復興計画を検討すべきだ」と熱く語っておられました。

谷一生 | URL | 2011-12-30(Fri)15:22 [編集]


Re: 応援しています!

満智子さん、コメントいただきありがとうございます。
養蚕の研究をなさっているとのこと。

繊維関係の仕事をしておりますので、国産生糸の生産が危機的に減っていること、それだけにこれから養蚕に目をつけてどんな商売がなされるか分からない・・・と思うとやきもきしてしまっています。

郷里で「養蚕を」と言っても、「儲からないからみんな止めたのに」と言われることが多いです。
逆に今やる価値があるというのを理解してもらうには時間がかかりそうですし、私も経験がなく、郷里に腰を落ち着けて取り組むこともできなそうです。

もし何かできそうなときにはぜひお力を貸してください。

n_c | URL | 2012-01-05(Thu)04:08 [編集]


Re: 素晴らしい

谷一生 さん、お知らせありがとうございます。

高齢にも関わらず、その方の意気込みはすごいですね。

戦争経験者やバブル経験者のような気概は私の世代にはなく、お恥ずかしい限りです。

その方のお手伝いができればいいのですが、あいにく私は車も免許もなく、南三陸町と石巻の両方を回るのは難しく・・・・歯がゆいです(><)

n_c | URL | 2012-01-05(Thu)04:27 [編集]


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- | | 2012-01-22(Sun)16:58 [編集]


連絡欲しい

私は福岡で小さい小物メーカーをして30年経ました。現在40坪ビルに縫製機能と販売ノウハウ、企画ノウハウを持っています。私は今年70歳になります。もうそろそろ辞めようと思っている時に震災がありました。それで、これらの機能を被災地に役立たせたいと6月から宮城県各地に福岡から通っています。どなたか小物メーカーをやってみたい、ビジネスしたいという方はいらっしゃいませんか。スペースが確保出来れば、寄付したいのですが。尚、養蚕取り組み素晴らしい!応援します。
(株)スタジオボアンはぶともこ

土生偕子 | URL | 2012-02-08(Wed)07:53 [編集]


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- | | 2015-06-24(Wed)15:48 [編集]


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