南三陸町と周辺地域への祈り

宮城県南三陸町(旧志津川町と歌津町)歌津の出身です。世界中の皆さんからのご支援に感謝です。本吉町・気仙沼市ゆかりの方、宮城県内・他県の皆さんも一緒に頑張りましょう!

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*追記*
コメント欄でお知らせいただいたNHKニュースの件、追加しました。

南三陸町で調査して県と調整という順番になるそうです。

南三陸町 仮設住宅用地を調査(NHKニュース 5月4日)

※リンク先の記事はテキストのみ「続き」に保管しておきます。

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各地で仮設住宅の入居や、学校の再開などに伴う避難所の縮小などが進められています。
(私が把握しているのは南三陸町と気仙沼市本吉町)

GW明け、今月末には様相がかなり変わるでしょう。

南三陸町へ2度慰問に行ってくださっためおと楽団ジキジキさんによると、5/3に泊浜生活センターへ避難されている方がここを出て、静観荘と泊崎荘に分かれて移られると聞きました。

泊崎荘で受け入れる予定の人数よりも、数十人多く入ることになるというニュースも見かけました。

何か所も避難所を回って、顔を見知った方や同級生のお母さん、家族の知り合いなどに会って話をしてくれば、町を離れたくない気持ちも理解できますし、どこの避難所でも震災からこれまでの日々を一緒に過ごしてきた連帯感があることも感じます。

他の避難所にお風呂ができても、そこへ行くのは遠慮だと言う方もいました。

でも避難所の再編の必要性も理解できますし、どの動きにもメリットとデメリットの両方があるのも仕方がないと思います。
(個人的な感情からいえば今の構成のままでいってほしいですが、一時避難等ですでに状況が変わっていますので。)

仮設住宅は私の知っている方の入居が決まり、小さな子供さんがいるからだと聞きました。

そういう家庭が優先されるのは当然でしょうし、むしろ安心です。
(もちろん仮設住宅に入居できても、蛇口をひねって水が出る状況ではない可能性があります。)

ところがこれに的外れな批判を繰り広げている方がいました。

この方いわく、高齢者が優先的に入居が決まっている、コミュニティを破壊して老人ばかりの仮設住宅になったら神戸の時のように孤独死につながる、神戸の震災の経験を生かしていない、ということになるらしいんですが・・・・

これは神戸のような都市型の震災の話で、他の市町村に他の市町村の方も一緒にという話ならともかく、南三陸町の中に建てる仮設住宅の話です。

地区ごと・避難所ごとに入居しなくても、他の地域の方が思うほど年配者は孤立しません。
ご近所さんでなくても顔見知りはいくらでもいますし、他の避難所にいた方の無事を仮設に入居して初めて知ることにもなるでしょう。

多くの方が車を失って移動手段を失っていますが、5/9から無料バスの運行も始まりますし(避難所を中心に回りますが、移動がラクになることは確かです)、震災後ガソリンのない時期に、私の叔母といとこも本吉町津谷から大谷まで歩いて高齢の大叔母の様子を見に行ってくれました。

無事と分かった上で、顔を見るためです。

叔母は公務員なので避難所のお手伝いで疲労していたにも関わらず、ようやく取れた休みにそうやって歩いてくれました。

あまりにも辛そうに歩いていたので、通りがかった車が乗せてくれたそうです。

そういう地域ですから都会の方が心配されるほどに高齢者が孤立するわけではありません。
おそらく地区長さんたちも時々仮設に入られた方の様子を見てまわるでしょうし、ご近所さんももちろんそうだと思います。

そもそも仮設住宅が建てられているのは避難所になっている学校の校庭や駐車場、周りに自宅避難されている方がたくさんいる住宅地なんですわ(笑)。

何より高齢者が優先的に入居するからと言って、ご家族を亡くされたばかりではなく、ご家族のいる方も入るわけですから、仮設住宅が高齢者オンリーになることはないです。


(地区ごとに仮設に入居させた日には、きっと「他に地域を切り捨てるのか!」とか騒ぐ人が出るのが目に見えるようです。)

他の市町村に建てられた仮設住宅に、複数の市町村から避難してくるわけではないんで、騒ぎすぎですね。


そんなことで行政を批判して行政の足を引っ張らないで欲しいです。

何かしてくださるなら私有地に仮設住宅を建てられるように確認作業に当たる人手を出してもらう、農地に建てられるように特別法を作るなり、法改正をしてもらうように政府に、関係省庁に、議員さんたちに働きかけてください。

南三陸町には山に囲まれて住居を建てられる平地がないなどと言われていますが、私有地や農地などを使うことができれば面積が足りないということはないんです。

仮設住宅ではなく、私有地に住まいを構えられるように所有者に交渉している方もいます。

以下はニュース記事の紹介です。

※ニュース記事は一定期間を過ぎると消えてしまいますので、控えを下のほうにある「続きを読む」に保存しておきます。ケータイの方もこちらが見やすいと思います。
(いつまで取っておくかは未定です。)


■3次募集きょう開始 南三陸町・集団避難希望者(河北新報社 2011年04月25日)

■6月初旬までに仮設1万戸完成の見通し 宮城 産経新聞 5月1日(日)7時56分配信


■「お盆までに希望者全員入居」 菅首相方針がとても無理な理由 (J-CASTニュース 5月3日(火)17時12分配信)

「被災地に近い大きな公有地の多くはすでに建設用地になっており、私有地を借り上げる必要があるが、自治体の機能低下もあって、適当と思われる土地の所有者を特定し、区画を確定し、借りる――という手続きが遅々として進んでいない。」

ならばなぜ人手を提供しないのか不思議です。
自治体の努力に任せるのは放置ではないんですかね。

ここを批判せず、被災地の行政を責めることしか頭にない人が多いのは残念です。

(「続き」以下はニュース記事の保存です。
続報について、追記もちょっとあり)


*追記*

続報です。

みなさん今進められている仮設住宅にはすべての人が入ることができないこと、高齢者や妊婦さんなどが優先なのは理解した上で、やはり地区ごとにまとまって住みたい、もともといる地区の高台にという要望もあり、副町長さんや役場と話したりしたそうです。

(避難所を回ると、震災後の生活を一緒に乗り切ってきたことで、ますます絆が強まっているのが分かります。
私もできればそのまままとまって暮らせるようにしてあげたいのですが、すでに一次避難・二次避難で多少の変遷はあります。
仮設住宅入居後よりも、その後にきちんとした家を建てる時に地域のコミュニティと、常に海を見ていなければならない漁師さんの生活の場を守ってあげられるように、配慮してもらえればと思っています。)

そして役場にお願いしても無理ならもう自分たちでということで、測量士さんを呼んで仮設どころか道路まで作っている人達までいます。
(道理でそこだけ立地などの様相が違うような気がしてました;)

さすが歌津の人達。
言うべきことは伝えて、ダメなら自分でやるという筋の通し方も気概もすごい。


■南三陸町 仮設住宅用地を調査(NHKニュース 5月4日)

仮設住宅の建設用地が不足している宮城県南三陸町で、住民などから提供の申し出があった土地の最終的な調査が進められています。町によりますと、これまでに企業や住民から提供の申し出があった民有地は40か所近くに上るということです。

南三陸町では、津波の被害を受けていない高台が少ないため、公有地に確保できた仮設住宅は1000戸余りにとどまっています。このため、住民などから提供の申し出があった高台にある民有地に仮設住宅が建設されることになり、3日、志津川地区の山あいで、所有者の立ち会いのもと、最終的な調査が行われました。町の建設課の課長らが、広さや道路までの距離を調べたうえで、所有者に木を伐採し、畑を埋めてしまうことなどを説明していました。この土地には、およそ30戸分の仮設住宅が建設可能で、所有者は、避難所で生活している近くの集落の人たちのために利用してほしいと提供を申し出たということです。所有者の勝倉弥司夫さんは「先祖代々受け継がれてきた土地だが、町の人たちのためになるならと思い、提供することを決めた。家が流されて困っている人たちを放ってはおけない」と話していました。南三陸町によりますと、これまでに企業や住民から提供の申し出があった民有地は40か所近くに上るということで、町は宮城県と調整したうえで、具体的な建設場所を決めることにしています。



■3次募集きょう開始 南三陸町・集団避難希望者(河北新報社 2011年04月25日)


宮城県南三陸町は25日、集団避難希望者の3次募集を始める。対象は避難者約6800人で、うち6735人分を募集。受け入れ先に初めて町内の施設が加わる。27日まで。
 町内の受け入れ先は6宿泊施設の計844人で、主な内訳は志津川地区の「南三陸ホテル観洋」600人、歌津地区の「ニュー泊崎荘」130人、戸倉地区の「民宿 津の宮荘」36人など。
 町内の受け入れ先が加わったことについて、町は「『どうしても地元を離れたくない』という意識のある方々が結構いる。それなりの数の方々に応募していただけるのではないか」としている。
 県内ではこのほか、3市2町の13カ所が受け入れる準備をしていて、主な内訳は栗原市234人、大崎市200人、登米市62人など。
 県外は1市3町1村の17カ所で、主な内訳は山形県最上町1502人、富山県黒部市400人などとなっている。
 町によると、集落単位で申し込んだ場合は同一避難先になる可能性が高い。2次募集で避難した家族と同じ避難先を望む人も希望が優先される。


■6月初旬までに仮設1万戸完成の見通し 宮城 産経新聞 5月1日(日)7時56分配信

 県は30日、東日本大震災を受けて県内に3万戸を建設目標にしている仮設住宅のうち、6月初旬までに1万戸が完成する見通しになったことを明らかにした。

 第6次分の2157戸を今月6日に着工し、15市町に計1万1309戸が建設されることになった。すでに1312戸は完成し、仙台市、石巻市、南三陸町などで引き渡しが始まっている。


■「お盆までに希望者全員入居」 菅首相方針がとても無理な理由 (J-CASTニュース 5月3日(火)17時12分配信)

 東日本大震災の被災者向け仮設住宅の用地確保が難航している。国土交通省は2011年4月25日、必要とされる7万2000戸のうち5万2000戸分の用地について確保のめどがついたと発表した。うち3万戸は当初の目標通り5月末までに完成できるとしている。

 だが、約2万戸分の用地確保見通しは立っていない。そもそも、確保できた用地も被災地から遠いなど、自分たちの住む町での生活再建を望む被災者の希望に合わない「ミスマッチ」も目立つ。菅直人首相はお盆までの希望者全員入居の方針を掲げるが、現状では「絵に描いた餅」(被災地自治体関係者)のようだ。

■被災地に近い大きな公有地の多くはすでに建設予定地

 事情は県によって異なる。避難住民は13万人のうち11万人が宮城、岩手、福島の3県に集中する。この中で最も順調なのが岩手県で、必要な1万8000戸のうち1万2700戸分の用地を確保し、7月末には建設が完了すると見込む。

 福島県は2万4000戸の必要戸数に対し、確保できた用地は1万800戸あまり。福島第1原発事故で自治体ごと避難した市町村がどこに仮設住宅を建てたいかを確定できれば、用地の確保は進むとみられ、県は9月末には建設を終えられると見込む。

 宮城県は3万戸の必要数に対し、2万8295戸の用地確保のめどがついた。この数字だけみれば概ね確保できたことになるが、県は5月末までに完成予定の約1万戸を除く6月以降分の2万戸近くは、被災地との距離などから実際の建設の見通しを立てられないという。

 用地が確保できないのは、平地はほとんど被災し、高台の公園や学校の校庭などだけでは、とても間に合わないからだ。被災地に近い大きな公有地の多くはすでに建設用地になっており、私有地を借り上げる必要があるが、自治体の機能低下もあって、適当と思われる土地の所有者を特定し、区画を確定し、借りる――という手続きが遅々として進んでいない。

 仮設住宅は、再び津波に襲われる可能性もあることから、津波浸水地域を避けるのが原則だ。しかし、用地難を受けて、宮城県南三陸町は浸水した2つの学校の校庭に計125戸の仮設住宅建設を決めた。「同規模の津波が来ても校舎の上方階に避難すれば安全」との判断で、県も認めざるを得なかった。

 さらに、戸数の確保だけでなく、被災者の希望地域から遠いという問題もある。宮城県の場合、用地確保のめどがついた2万8295戸のうち1万1525戸分が被災していない市町村にある。

 被災者は自分たちの住む市町での生活再建を望んでおり、「ミスマッチ」は深刻。岩手県釜石市が市内で設置を予定している仮設住宅2010戸の応募状況でも、平均倍率は1.6倍だが、28地区のうち3地区230戸で応募者数が戸数を下回る「定員割れ」。3地区はいずれも、市内中心部から10キロ以上離れており、不便さが敬遠されたとみられる。

■大畠国土交通相は入居時期明言せず

 仮設住宅はいつまでに必要数が満たされるのか。菅首相は4月26日の衆院予算委で「遅くともお盆のころまでには希望者全員に入っていただけるよう全力で努力したい」と答弁し、初めて時期を「8月中旬」と明示した。これに対しては「まだ4カ月も体育館で生活しろというのか」(自民党議員)との反発があるのは当然だが、用地確保難から、むしろ「とても8月中は無理」(与党議員)との声が専ら。国交省は首相答弁翌日の27日、各党・政府の実務者会議で9月末でも必要な戸数をそろえるのは困難との見通しを示し、相変わらず菅内閣のチグハグぶりを見せた。

 菅直人首相は5月1日の参院予算委で、「何としてもお盆までにすべての希望する人が仮設住宅に入れるように、私の内閣の責任として実行する」と述べ、8月中旬までに被災者全員の入居を実現する決意を改めて強調。大畠章宏国土交通相は「この1、2週間の間にあらゆる努力をして、見通しを立てるよう全力で頑張りたい」と述べ、工程表を近く示す考えを示したが、入居時期は明言せず、首相の決意が空回りしている印象は消えなかった。

 国交省は海外メーカー製の2階建て仮設住宅の導入など限られた用地の有効活用の検討も始めたほか、用地確保のため都市再生機構の協力も得て要員を被災自治体に50人以上派遣、民間借り上げを加速したい考えだが、8月というのは「厳しい日程」(国土交通省幹部)であることは間違いない。

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コメント


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3日、20時45分からのNHKの県内ニュースを見ていましたら、
南三陸町で民有地も仮設住宅に使用するため、土地の所有者立ち会いで調査をしている
というニュースが流れてました。
その土地は仮設住宅が30戸分ほどとのことでした。
土地の所有者の方は『先祖から受け継いできた土地をこの地域の人のために使うならご先祖様も喜んでくださる』とおっしゃっていました。
このような行動ができるなんて、やはり南三陸町は地域の方々のつながりが強い地域なんだと改めて感じました。

ロード | URL | 2011-05-04(Wed)08:28 [編集]


ロードさんへ

お知らせいただいたニュースと思われるものを発見したので、追加しました!
あと、例の件地区名や詳細を出発前に教えていただかないと厳しいので、ご連絡いただきたいです。
非公開コメントでご連絡先お知らせいただくか、私宛の連絡用フォームをお使いください。

http://fightmiyagi.blog69.fc2.com/blog-entry-16.html

n_c | URL | 2011-05-07(Sat)01:39 [編集]


親戚に会いに行ったら5/4日で名足保育所の避難所は終りになっていました。
ボランティアの方々が人気のない避難所で黙々と片付け作業をしてくださっていました。
本当にありがたく頭がさがります。
前の日に避難所解散会を開いたと言っていました。
多くの人が泊崎荘に移ったそうです。
6畳の部屋に5~6人(1~2家族)で狭いようです。
アリーナもGW明けになくなるとのこと。
避難所の再編は新たな問題も作りますが、きっと地元の団結力で解決方法を見つけていくと信じています。

千葉 | URL | 2011-05-07(Sat)10:33 [編集]


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