南三陸町と周辺地域への祈り

宮城県南三陸町(旧志津川町と歌津町)歌津の出身です。世界中の皆さんからのご支援に感謝です。本吉町・気仙沼市ゆかりの方、宮城県内・他県の皆さんも一緒に頑張りましょう!

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*追記*
免許証や学生証などの身分証明書、保険証はもしもの時のために必ずご用意をお願いします。


被災地へボランティアやお仕事、観光で来てくださるみなさんに、安全にお過ごしいただくためのお知らせです。

特に夏場は熱中症にご注意ください。


1、東北の気候にご注意ください。

東北の夏は短く、朝晩は涼しく感じられるかと思います。
薄手の上着では寒い時もあるかもしれません。
震災前から観光でお越しになられた方が真夏の朝晩の涼しさに驚かれていました。
東北は夏用の掛け布団があり、家のつくりも関係しますがクーラーのない家も多いのです。

お盆を過ぎたら涼しくなってきますし、海水浴のシーズンも終わりです。

それでも日陰・木陰がなくなり、庭の土や敷石、池、そこから抜ける風、熱を吸ったり逃がしたりするものがたくさんなくなりました。

日中の日当たりの良いところはそれなりに暑くなりますので、ご注意ください。

冬は冬タイヤが必要です。
沿岸部はあまり雪が降りませんが、道路はアイスバーンです。
東北の晩秋~冬の、特に朝晩は自転車もおすすめできません。


2、水分補給・トイレ・ATM に関して

都会のようにコンビニや公衆トイレ、ATMがたくさんあるわけではありません。

震災後は単体の公衆トイレはほとんどなく、公共の施設や商店街などが開いていないと非常に困るかと思います。
コンビにも仮設や、24時間営業でないところも少なくないのです。
道の駅も深夜早朝には営業していません。

サービスエリアはともかく、高速を降りるとたちまちトイレに困ることになってしまいます。

私は「地方へ旅行に行く時は郵便局の口座にお金を入れておくと良い」とおすすめしているのですが、被災地では例外で、郵便局がさらに少なくなってしまいました。

コンビニも上記の通りですから、コンビニがあればお金を下ろせると油断していると・・・ということもありえます。

頻繁に行く方なら仙台銀行や七十七銀行の口座を作っても良いかもしれませんが、もちろんATMや窓口がたくさんあるわけではありません。

コンビニや自販機がこの先しばらくないということも想定して、「必要なものは見つけた時に買っておく」ことで、熱中症対策をしてください。

ガソリンスタンドも同様です。


3、通信に関して

イーモバイルやウィルコムは現在通じない地域が多いです。

地方ですから山間部など、docomoやau、softbankでも電波の悪いところもあります。


4、道路状況に関して

もともと都会ほど街灯や信号が多くないのですが、震災で電柱も信号もなぎ倒されました。
行く度に街灯や信号が増えていますが、やはり集落がなくなった分、夜は暗いです。

震災後は高い山にでも登ったかのように、満点の星空が堪能できるようになりました。

建物の基礎が撤去されていないところ、細かなガレキが取り除かれていないところもまだまだありますので、大きな道路はともかく、民家のあったあたりなどは暗いと足元が危ないです。


そういう状況ですので、できれば男性でも一人行動は避けていただきたいなと思っています。
もし事故にあった時に人や救急車を呼べないですし、都会ほど人が通りませんから、できれば複数で行動してほしいなと。



5、宿はあらかじめ確保しておく

「宿が取れなかったのでキャンセル待ちをしようと思って」という方に何度かお会いしているのですが、無事キャンセルが出たという話はなかなか聞きません。

例えば南三陸町内で空きがない日は、お隣の気仙沼市でも空きがない可能性が高いです。

早めに仙台等へ移動してしまえば空きがあるかもしれませんが、夕方まで南三陸町あたりに滞在しているとそれも難しくなります。

地元の方が好意で泊めてくださる場合もあるかもしれませんが、いろんな方が来ますので、私も地元の方々に「防犯上、知らない人は断って」と言わざるを得ません。

それが当たり前になってしまうと悪意を持った方が来てしまう可能性はゼロではないから、ということでご理解をいただきたいと思います。


また、車中泊の場合も、街中に見慣れない車が止まって誰かがいるというのは、地元の方にとっては不安だったりもします。
もし車中泊をされる場合は、ご自身の身の安全と、地元の治安と両方を考えた場所を選んでいただければと思います。

女性の方は特に安全を第一に考えて、複数人で、鍵のかかる場所で寝泊りするようにしてください。
宿泊先も念のため、やたらと人に話さないほうが安心です。



6、災害に気をつける

被災地は地盤が沈下し、防波堤もない状態です。
雨の日や満潮時に冠水する場所もあります。

小さな地震でも津波が発生する場合もあります。

警報や地震速報等に気をつけていてください。

土地勘のない場所での警報では不安やあせりが大きくなると思いますが、できるだけ地元の方と一緒に避難行動をとられることをおすすめします。


7、ガマンし過ぎない

具合が悪い、熱中症になったかもしれない、そういう時に「被災地の人に迷惑をかけてはいけない」「被災地の病院にかかるのは申し訳ない」と思ってしまうと思います。

ただ、ガマンし過ぎるともっと迷惑をかけてしまう可能性がありますので、休ませてもらったり、飲み物をお願いしたりしたほうが賢明な場合もあります。

おかしいなと思ったら決して無理はしないでください。

被災地の方はあなたが無事帰って、また来てくれるのが何よりの喜びです。

事件や事故に巻き込まれて、その影響で被災地に来る人が減ってしまうほうが被災地の人にとっては打撃ですので、無事帰宅するまでがボランティア、観光だと思って、諸々気をつけてくださいますよう、お願いいたします。



以下はお願いです。

8、深夜早朝の訪問は避けてください

漁業や農業をされている方は朝早いので、夜も早く寝る方が多いです。

子どもさんや勤め人のいるご家庭の朝が戦場なのは、都会と同様です。

深夜早朝はどこもお店が開いていませんので、上記の通りお手洗いにも困る可能性が高いです。

仮設住宅では近くの方を訪ねる人の声で目を覚ましてしまうこともあるでしょう。

それぞれのライフスタイルがありますので、個人宅の訪問は特に深夜早朝を避けたほうが良いと思います。
車を止めて朝まで待っていると、場所によっては不審者かと怖がらせてしまう可能性もあります。


9、身奇麗にお願いします

ガレキ撤去などのボランティア作業をして汗まみれ、泥や砂ぼこりにまみれるのは当然です。
そのまま商店街などに遊びに来ていただくのもかまいません。

ただ、そのままお風呂に入らず何日も滞在するのはもう避けていただいたほうが良さそうです。

南三陸町でも歌津の平成の森や泊崎荘、志津川の観洋さんで日帰り入浴ができます。
他の市町村へ足を延ばせば日帰り入浴施設やネットカフェもあります。

すでに被災地で水や電気を使うのは申し訳ないという時期ではありませんし、被災地の方も最低限身ぎれいにしてボランティアの方や旅行者の方を迎えます。

「被災地で作業するんだからこれでいいだろう」という気持ちかもしれませんが、被災地の方にとってはせっかく取り戻しつつある日常の中に入りこむわけです。

またイベント等を主催される方、被災地の方主催のイベントを手伝われる方は、おもてなしの気持ちとして、身ぎれいにしていただけるとありがたく思います。


10、学校や幼稚園は、本来関係者以外は立ち入らない場所

学校などの教育機関も震災後は避難所になっていて、物資を届けるために出入りされた方も多いと思います。

今は通常の授業が行われているので、避難所だった頃のようにふらりと出入りするべき場所ではありません。

関係者や保護者以外の方は本来出入りしていないはずの場所ですから、用事のある方はあらかじめ先生にアポイントを取る、まずは受付や職員室で事情を話してから入る等、ご配慮をお願いします。

誰でもいつでも出入りしているのが普通になってしまうと、不審者、悪意を持って出入りする人が現れた時の対応が遅れてしまいかねません。

管理上・防犯上のご協力として、ご理解をお願いします。


11、写真の撮影・掲載は一声かけて

特に女性や子どもさんの写真については声をかけていただくなどのご配慮をお願いします。

本来男性や年配の方についてもそうあるべきだとは思いますが。

また「どこのお店の子どもさん」、「○○の仮設住宅にいる○○ちゃん」、という掲載の仕方ですと、少々心配です。

小さな子どもに性的な興味がなくても、子どものいる親御さんを脅迫する輩もおりますので、ご配慮と共に、不審人物を見かけたらそれとなく注視する、警察や守衛さん、自治会や責任者の方などに声をかける等、ご協力をお願いします。

防犯上あまり具体的に書けないことも多く、「そこまで気をつけないといけないの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、被災地を訪問してくださる方々が安全にお帰りになるため、被災地に住む方々が安心して復興への歩みを進めていけるように、ご協力よろしくお願いいたします。

「非日常」というほどではなくなったけれど、震災復興の途中であり、地方であり、都会のような利便性はのぞめない、防犯上の配慮もまた別です。

一見「それほどこだわるほどでもないマナー」に思えるかもしれませんが、それがあいまいになると治安に影響が出る、気をつけていただければ防犯につながると考えていただければ幸いです。

また、万一事件・事故・トラブルに巻き込まれた方、不審人物を見かけた方は警察や現地のボランティアセンターや役場、社会福祉協議会、信頼できるボランティア団体、弁護士さん等へ相談してください。
(どこへ相談すべきか分からなくても、まずはどこへ相談するべきかを相談するため、と思ってください。)

事例報告、注意喚起、情報共有で保たれる安全があります。


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