南三陸町と周辺地域への祈り

宮城県南三陸町(旧志津川町と歌津町)歌津の出身です。世界中の皆さんからのご支援に感謝です。本吉町・気仙沼市ゆかりの方、宮城県内・他県の皆さんも一緒に頑張りましょう!

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南三陸町・歌津の伊里前福幸商店街(いさとまえふっこうしょうてんがい)に、かわいらしいほとけさまをいただきました。

32体の小さなお地蔵さんと、お薬師さまが1体。

彫ってくださったのは本職の仏師さんではなく、お仕事で忙しい中、被災地の方々を思いながらほとけさまを彫り続けてくださっている静岡の方です。

震災後、この方が日々彫られているお地蔵さんをネットにアップされているのを拝見して、なんてかわいいお地蔵さんだろうと、楽しみにしてきました。
当然私だけでなく、お地蔵さんに癒されているファンがたくさんいるようです。

そんなお地蔵さんを郷里の南三陸で「欲しい方や置いてくださる場所があれば」とおっしゃってくださっていたのですが、私から(例えばご家族を亡くされた方に)お地蔵さんを持って行くのはためらわれたのと、このかわいらしいお地蔵さんは実物を見てもらって、本当に欲しいと思った人、必要な人へという気持ちとで、ずっとつなぎそびれてしまっていました。

そうしている間に、お子さんが生まれた南三陸町の方へのお祝いとして誕生佛を彫ってくださったり、石巻など各地の方々に頼まれて、何体ものほとけさまを彫ってくださったようでした。

昨年になって歌津大橋の撤去が進み、地元の人たちから「目印がどんどんなくなるね」「手を合わせる場所がほしいね」という声を聞いた方(現地でボランティアをされている方)が「伊里前商店街へみんなが手を合わせられるように、お地蔵さんをいただけませんか」と依頼したのだそうです。

その後数ヶ月かけて、33体。
お仕事もお忙しいのに加え、他にもたくさんの方からの依頼があり、たいへんだったことと思います。

お地蔵さんを迎えた商店街のみなさんも、手作りの祠を用意したり、並び順を考えたり、花はあれがいいそれはダメだ、どのお地蔵さんがどこの誰に似ているとおおいに盛り上がった様子。

地元のみなさんはもちろん、遠くからお越しいただいた方も、このお地蔵さんに手を合わせていくそうです。
私が行った時も地元の中学生が手を合わせていたり、九州から光竹(竹灯篭)を設置するために来てくださった方々が、作業の前と後に拝んでいたとおっしゃっていました。

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常時お花やお供えがあり、お線香立てなどの備品も増えていましたし、商店街のチラシで紹介されたり、台風の時は移動させたりと、とても大切にされています。
なんでも、宝くじを置いて拝んだら当たったという話もあるそうです(笑)。

実は伊里前地区で亡くなられた方と同じ数の32体をお願いしたそうなのですが、お薬師さまも含めて33体をいただきました。

三十三観音が祀られている田束山の麓の町に、33体のほとけさま。
何か不思議な偶然のようにも思えます。

地元の人が「ここで亡くなった方々へ捧げる思いを込めても良いし、ここで生きていく人たちを見守ってくださいとお願いするのでも良い。それぞれ思うようにこのお地蔵さんに手を合わせて良いんじゃないか」と言っているそうです。

伊里前商店街へお越しの際は、ぜひこのかわいらしいお地蔵さんを見ていってください。


○寄贈してくださった方のホームページ
http://19kb.org/archives/593

○歌津支援センターの紹介記事
http://studio-elephant.com/2012/index.cgi?item=130901103318



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