南三陸町と周辺地域への祈り

宮城県南三陸町(旧志津川町と歌津町)歌津の出身です。世界中の皆さんからのご支援に感謝です。本吉町・気仙沼市ゆかりの方、宮城県内・他県の皆さんも一緒に頑張りましょう!

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海なし県出身の方に、「津波の水はどこからくるの?」と聞かれました。

どこからかわいてくるのではなく、もともとあった海水が引いて引いて引いて引いて引いて、ものすごい勢いで押し寄せるのが津波です。

土砂は一度崩れきってしまえばそこで終わりですが、津波は海があるかぎり何度でも押し寄せます。


*追記あり*


(参考)
津波について(気象庁)

地震・津波


日本で一番大きな津波と言われていたのが1896年の明治三陸津波です。
この時の「高さ」は推定約38.2m、これは単純に言うと38.2mの高さのところまで波が到達した、という値です。
標高38.2メートルのところまで、というと分かりやすいでしょうか。

20世紀になってからの最大は平成5年(1993年)北海道南西沖地震の時の津波で、北海道の奥尻島を襲った津波で約30m。
これは「痕跡高」だそうです。

よく予報で使われる「波の高さ」はどのぐらい海面が上昇したか、という値です。


*追記*
波の高さ」と言われてもピンと来ないと思いますが、例えば50cmの水位上昇でも、バケツの水の50cmとプールの水の50cmとではまったく違ってきますよね。
それが広い海、○○湾で50cmとなるとけっこうなことになっている、というと分かりやすいでしょうか。


今回の津波の各地の最大高を気象庁のこちらのページ(津波警報・注意報、津波情報発表履歴 平成23年03月13日18時05分発表 「津波観測情報」)で見ると、

( 推定 )
宮城県 気仙沼市広田湾、岩手釜石市・ 宮古市 6m~10m以上

( 観測値 )
気仙沼市広田湾 6m
相馬 7.3m以上

これは、観測機が頑張って持ちこたえていた時までに測定できた最大値で、壊れた時以降はそれ以上となった可能性が大です。

今回の津波では海にあった海洋気象ブイも海から何キロも先に飛ばされています。

被害の大きかった南三陸町などのデータはありません。

今回の東北地方太平洋沖地震で発生した津波の「波の高さ」最大値は測定不能だったと言っていいと思います。


分かりやすいAA(アスキーアート)を作ってくれた人がいます。
波の高さが「50cmでも人が立っていられない」というのがご理解いただけると思います。


●4メートルの波


            ザッパン

                          波
                         波
                      波波         ●
                    波波波         人
波波波波波波波波波波波波波波波波--------------


●4メートルの津波



  ←何十キロもの彼方までおんなじ高さ

          ゴゴゴゴゴゴゴ‥

波波波波波波波波波波波波波波波波波波
波波波波波波波波波波波波波波波波波
波波波波波波波波波波波波波波波波           ●
波波波波波波波波波波波波波波波波          人
波波波波波波波波波波波波波波波---------------


補足すると、 ↑ これが何度もやってきます。

いくつもいくつも重なって、痕跡高・到達点は当然それ以上になります。

1リットルずつ水を注ぎつづければ何リットルにもなるように、水の体積が増すばかりか、スピードとパワー(勢い)が加わります。

そして津波の高さ(地面からの高さというか深さというか)が何メートルにもなった、津波到達点が何メートル、痕跡高が・・・となっていきます。

各地域により、この値は異なります。
被害が海岸から何メートルという値(結果)も異なります。

私も専門的な勉強をしたことがないので、海岸から数メートルの地点の痕跡高と、数十メートルの痕跡高とは同一に語れるものなのか?という自分の持った疑問については今の時点ではきちんとした説明ができません。
(また勉強して分かったら加筆します。)

そして被害者数の多さ=津波の大きさではありません。

過去の津波の到達点・被害者数 は防波堤や予測機器、避難勧告の伝達機器(半鐘を鳴らすなどの方法はあったでしょう)地震や津波のメカニズムについての科学的根拠の裏づけもなされていない時期のものですから、同じ規模の津波が来たとすれば、被害はそれ以下に食い止められるはずです。

被害者数と到達点からでは、単純に過去の津波と今回の津波の大きさを比較することはできません。

ただ今回の津波が防波堤や水門などがありながら、過去の津波以上の到達点になっていることは確かですから、ごくごく単純に考えても過去の大津波以上の規模と言っていいと思います。

こちらのニュース記事では、県が想定する津波が最大3.3メートルだったこと、それから逃れられると考えて設定していた避難場所からさらに逃れて助かったことが伝えられています。

・迫る津波は想定以上 「危ない」リーダー機転60人救う

こちらも過去の大津波の到達点からさらに逃れたことが分かります。

「東日本大震災:チリ津波も被災 「みんな一緒じゃないと」(」(毎日新聞 2011年3月22日)


三陸海岸沿いの各市町村には、過去の津波の到達点を示すものが各地に建っています。

地元の人間なら、すでに今回の津波が過去の大津波の到達点をはるかに越え、こうした指標がすべて波に飲まれてしまったことが分かります。

こちらのサイトには、三陸海岸などの海沿いの町の津波対策などについて、詳しく紹介されています。
こちらはぜひご覧ください。

津波の知識と教訓/文・写真:防災・危機管理アドバイザー山村武彦

最後に、「10メートルの防波堤でもダメなら、高台に家を建てればいい」というのは、「20メートルの高さに家を建ててもダメなら、30メートルの高さに建てればいい」というのとあまり変わりません。


私もこの分野は専門ではないので、どなたかプロの方で訂正すべき点・補足すべき点を見つけたた場合はお知らせいただけますと幸いです。


( 補足 )
今回の地震は 「平成23年(2011年)東日本大震災 (東北地方太平洋沖地震)」(英語表記 The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake )という名称になりました。

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コメント


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お疲れさまです

毎日の更新ありがとうございます。更新するのも大変でしょうが、とても励まされてます。


質問ですが、以前、町長さんや町の方々・南三陸町へのメッセージの受け付けを始めたとのことでしたが、それらはどこにコメントするとよろしいのでしょうか?
お時間ある時で構いませんので、ご回答いただければと思います。

ロード | URL | 2011-03-24(Thu)18:13 [編集]


横からすみません

ロートさんへ マルエーの娘さんでなくてすみません
http://fightmiyagi.blog69.fc2.com/blog-entry-66.html 
こちらの記事ですかね? 

ちなみに私は友人の家族の安否を心配している者です。

おばんです | URL | 2011-03-24(Thu)21:33 [編集]


すみません

予定外の厄介な作業が入りまして、準備に取り掛かれていません。申し訳ないです・・・
30分も時間が取れればもう受付できるんですが。
もう少々お待ちください。
該当ページにも遅れている旨、書き加えます。

n_c | URL | 2011-03-25(Fri)10:14 [編集]


受付開始しました!

ロードさん、応援メッセージの受付フォームの設定が完了しました。
委託先分の設定があったのでお待たせしてしまって申し訳ありません。
たくさんメッセージが集まりますように。

n_c | URL | 2011-03-26(Sat)09:02 [編集]


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